システムからの脱却と村上春樹

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

ともぴこです。

前回は

金銭的・社会的成功

幸せ

の順番ではなく

幸福度UP(生きづらさを減らす)

金銭的・社会的成功

の順番の方が、幸福と社会的成功が両立できる可能性が極めて高いというお話をしました。

で、ここで問題になってくるのは

何で【お金を持つことで、成功することで幸せなる】という固定観念、いやいや常識を、多くの方が持ってしまっているのか?

ということだと思います。

違う言い方をするなら、私たちは

民主主義
学歴社会
資本主義

などの"システム"のパズルのピースなっていて、そこに疑問さえも抱かずに生きてしまっています。

だから

学歴を良くしないと
キャリアアップしないと
お金を稼がないと
成功しないと

という固定観念が生まれ、向いてるならまだしも、向いてないことを頑張って【自分の特性】に合わないから、疲弊してしまうのです。

そしてこの「システムと私たちの人生」について、みんなにもっと考えてほしいので

村上春樹さんの、エルサレム賞授賞の時のスピーチを紹介します。

スピーチの内容を全部書くと発狂する量になるので、ザックリと要点だけをまとめています。

______ここから_______

「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」

そうなんです。その壁がいくら正しく、卵が正しくないとしても、私は卵サイドに立ちます。

他の誰かが、何が正しく、正しくないかを決めることになるでしょう。

おそらく時や歴史というものが。

しかし、もしどのような理由であれ、壁側に立って作品を書く小説家がいたら、その作品にいかなる価値を見い出せるのでしょうか?

この暗喩が何を意味するのでしょうか?

いくつかの場合、それはあまりに単純で明白です。

爆弾、戦車、ロケット弾、白リン弾は高い壁です。

これらによって押しつぶされ、焼かれ、銃撃を受ける非武装の市民たちが卵です。

これがこの暗喩の一つの解釈です。

しかし、それだけではありません。
もっと深い意味があります。

こう考えてください。

私たちは皆、多かれ少なかれ、卵なのです。

私たちはそれぞれ、壊れやすい殻の中に入った個性的でかけがえのない心を持っているのです。

わたしもそうですし、皆さんもそうなのです。

そして、私たちは皆程度の差こそあれ、高く、堅固な壁に直面しています。

その壁の名前は「システム」です。

「システム」は私たちを守る存在と思われていますが、時に自己増殖し、私たちを殺し、さらに私たちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させ始めるのです。

私が小説を書く目的はただ一つです。

個々の精神が持つ威厳さを表出し、それに光を当てることです。

小説を書く目的は「システム」の網の目に私たちの魂がからめ捕られ、傷つけられることを防ぐために、「システム」に対する警戒警報を鳴らし、注意を向けさせることです。

私は、生死を扱った物語、愛の物語、人を泣かせ、怖がらせ、笑わせる物語などの小説を書くことで、個々の精神の個性を明確にすることが小説家の仕事であると心から信じています。

というわけで、私たちは日々、本当に真剣に作り話を紡ぎ上げていくのです。

___________ここまで___________

どうでしたか?

村上春樹は

私達個人を「卵」

システム(要するに資本主義や民主主義など)を「壁」

と、見立てていましたが

私達は主体的に生きてるように見えて、実はシステムの上で転がされ、システムに従って生きているケースが多いです。

というか、その事に気付いていない人が殆どです。

下手したら、揺り籠から墓場まで、システムの上を無自覚に転がされ続ける事もあり得るワケです。

「バブー!!」と誕生した瞬間、ベルトコンベヤーに乗せられて

あれよあれよと運ばれ続け、その景色が当たり前だと思って、過ごし続けて行く感じです。

ただし、それだと「本当の意味での自分の人生」はなかなか歩めません。

まずはシステムに気付いて、自分でシステムに対する対策を考えないと。

ベルトコンベヤーに乗って流されていくと、自分の意思が人生を作るというよりも【システムに人生を作られる】という事になりかねません。

でも、ベルトコンベヤーに乗ってる事に気づいたなら「降りる」という選択肢もチョイスできますからね。

もしくは「システムを利用できる側」に回れます。

システムは全て悪いものではなく、システムのおかげで社会がキチンと回っている面もかなりあります。

なので、システムの構造をキチンと理解すれば、そのシステムに乗っかる事もできるワケです。

_____________

おっとっと。

こんな話をするんじゃなかったww

話を本題に戻しますが、この世には、色んなシステムなあります。

メジャー所で言えば

資本主義
税金制度
年金制度
保険制度
義務教育制度
民主主義
学歴主義

などなど沢山あります。

無知の方々は、ある意味このシステムに支配されて生きているわけですが、まずはここから抜けないといけません。

抜けるというのは、完全にやめる、おりる、山に籠るということではなく

《あ、この、洗脳を受けてたんだな》とシステムの洗脳に気付き、自分はどんな風に生きたいのか?

を考えることです。

常識、世間、システムに洗脳と支配をされてるうちは、自分の人生が始まりませんからね。

なのでまずは、

金銭的・社会的成功

幸せ

という洗脳から解放されていきましょう!!

本当の幸せとは

魂の設計図に従い
魂に従って生き
自分の特性を使い
自分の情熱の燃えることを見つけ
誰かや社会の役に立ち
日々成長し
五感を感じること。

ですからね。

お忘れ無く!!!

あなたは、あなたの人生を生きましょう!

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

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