親子関係の和解とは?

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

ともぴこです。

ここ最近は、親子関係の話をしています。が、皆さんからもらったメールを読んでいると"親子関係は仲良くならないといけない"と、勘違いしてしまっている方も多そうだなぁと感じましたので

改めて【親子関係の和解の定義】をお伝えしようと思います。

そもそも親子関係は『仲良くなる必要は別にない』というのが、とても大切なことです。

そして、全てを受け入れる必要もないし許す必要もないと、私は考えています。

親子関係で大切なのは、あくまでも

"和解"

なんです。

円満ではありません。

よく、ドラマやCMなんかでは「家族みんなで仲良く過ごすのが素晴らしく、みんなをその理想像を目指すべきだ!!」というように描かれますが、ぶっちゃけあれは洗脳です。

親孝行しなければならないというのも洗脳です。

こういう洗脳が蔓延してるから

親孝行できない自分はダメだ。
親と仲良くないウチの私はダメだ。
親とさえ円満じゃないのに、結婚できるんだろうか

みたいに深刻になってしまう人が増えてしまいます。

もちろん、そういう温かく仲の良い家族を構築できるのは理想ではありますが、みんながそこを目指す必要はないし"目指さない方が良い家庭"も沢山あるのが現実です。

そうなると、目指す方向性は円満ではなく【和解】になってくるということです。

目次

和解の3要素

じゃあ親との和解って何なのか?と言いますと、

私は

  1. 親の影響を受けなくなること
  2. 親に感謝できるようになること
  3. 親からの流れを変えられること

の3つです。

1つ1つ解説していきますね!

①親の影響を受けなくなること

親の影響を受けないというのはどういう状態か?というと

親と会って話しても1ミクロンもいつもの自分と変わらない。

親のことを思い出しても、感情がざわつかない。

親に何かを言われても華麗にスルーできる。

親に植え付けられた固定観念を看破し、それの影響を受けなくなること。

です。

別に親と仲良しこよしになる必要はないから、親の影響を受けなくなれば、それでいいんです。

でもね、これやってもれば分かるんですが、結構難しいです笑

やっぱり私たちの脳内には、幼き頃から植え付けられた親からの固定観念や価値観が刷り込まれてますから、知らず知らずのうちにそれに従って生きてしまうものなんです。

自覚がないから改善のしようがないように思われるかもしれませんが

【自分の親が何に恐怖を抱いていたか?】を見抜くことで固定観念を外せるようになり、受ける影響を大きく減らすことができるようになります。

例えば、ウチの親がよく言っていた言葉に「最後に頼れるのは身内・血縁だけだからな」というものがあります。

でも、これって明らかな固定観念ですよね。

別に身内じゃなくても血縁じゃなくても助けてくれる人は沢山いますし、私の場合はむしろ親戚などの血縁に助けてもらった記憶はあまりありません。

そして「この親の口癖・固定観念の裏にはこんな恐怖が隠れていたんだ!!」と、私はとある日に気付けました。

それはどんな恐怖か?

というと

身内以外に弱みを晒す恐怖。
身内以外の人は裏切るんじゃないかという疑心暗鬼。
迷惑を誰かにかける恐怖。
迷惑をかけて恥をかく恐怖。
人に頼る恐怖。

こういうのですw

だから、うちの両親は基本的に周りの人に迷惑をかけないように「自分達で全てなんとかしよう!」と、自力の世界で生きています。

本当は頼っても迷惑をかけてもいいのにね。

こうやって親の恐怖から生まれた固定観念を言語化しておくと、

私が「ダメだ!!人に頼ったら。自力で頑張らなきゃ」と意地を張ろうとしてる時に

いかんいかん!!!!!
親の固定観念をまた発動しようとしてるぜ!!!!

と、気付けて影響から逃れられます。

これが影響を受けなくなる王道。

気付ければ8割終わり。
後は勇気を出して実践です。

まとめると

親の固定観念に気付く

その固定観念の裏の恐怖に気付く

自分もその教えに従ってることを自覚する

日々気をつける

です。

②親に感謝できるようになること

これは面と向かって「産んでくれてありがとう」って言うことなんかでは決してありません。

これは【過去の再定義をしましょう!】ということです。

例えば私なら、

両親が姉と私を比較してくれたおかげで、客観的に違う道に進んだ方がいいと分かった。

母が姉をよく感情的に叱ってたおかげで、人の顔色や怒りスイッチを見抜くスキルを会得した。

父親が固定観念ゴリゴリで視野が狭い人間だったおかげで、反面教師にして視野が広くなった。

みたいに

〇〇のせいでを
〇〇のおかげで

に再定義してほしいんです。

そうすると自然と「ありがたいなぁ~」と、過去の嫌な記憶・理不尽な経験・出来事に感謝できるようになり、闇を光に変えられます。

過去の負の記憶を、1つ1つ再定義するのが親との和解で、そしてその結果、過去の負の記憶の影響からも抜け出すことができます。

最後に

③親からの流れを変えられること

これはみんなが平等に持ってる【使命】と言えるでしょう。

どんな家庭にも、親から、親の親の代から、そのまた何十世代も前から受け継いできている

家系の悪い癖
(家系のカルマ)

みたいなものがあります。

実際このメールの方の父方の家系は、似たような方が多いとのことでした。

つまり、怒りっぽい・癇癪持ちというのは、父方に脈々と流れるカルマなんです。

きっとお父さんの父も、その父もそうだったのでしょう。

このメールを送って下さった方は、この流れを変えないといけません。
(正確には弟さんたちだけど!!)

怒りの感情に支配されない人と結婚して、安心感のある家庭を作り、その安心感を自分の子どもに受け継ぐという使命があるんです。

私にも萩野家に脈々と流れるカルマが沢山あり、それらをなるべく減らして、娘のいちかに引き継ごうとしています。

この一連の行為は【家系のカルマを減らす=家系の流れを変える=家系のステージを上げる】という事になります。

家系のカルマを減らし
家系の流れを変え
家系のステージを上げる

これはこの世に生まれ落ちた人間は、みんなが持って生まれた役目の1つなので、ぜひ実践して下さい。

これはもう親との和解というより、家系との和解ですねw

繁栄は和解で決まる

という感じで、別に親と無理して仲良くなる必要はないし、仲が良くても上のようなことが行われていないのなら

私はそれは、ただの《ぬるま湯家族》だと思いますよ。

家族は仲良くするためにいるのではなく、成長するためにいるんですから。

繁栄する家系

断絶する家系

はこの辺の違いがあります。

ということで、毒親やどうしようもないダメ親に育てられた人は、仲良くなる必要はないから和解して下さいね!

そして、次世代に良いバトンを渡しましょう!

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうこざいます。

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