変化の激しいこれからの時代に重要になる項目

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

ともぴこです。

私は色んな講座やセミナー、そしてブログの記事などで色んなお話をしていますが、それらをメチャメチャ凝縮してしまえば、私が伝えたいことは2つです。


①真の実力をつけよう
②人間理解を深めよう

これだけです笑

今日はちょいと、この2つの話をさせて下さい。

目次

真の実力とは?

まず真の実力をつけよう

ということですが、


これは色んな業界や人を見てきて、私が心底思うことの1つです。


というのも、それぐらい【真の実力者】と呼ぶに値する人材は少ないんです。あらゆる業種・業界で。


そして、この真の実力というのは【中庸の感覚】の事です。

この中庸という概念は、私があちこちで説明してるので、既に聞いたことがある人も多いでしょうが、大切な概念なので改めて説明しておきます。

中庸というのをシンプルに言うのなら、

  • 適切な相手に
  • 適切な表現、
  • 適切なサジ加減、
  • 適切なタイミング、
  • そして適切な方法で接し対応することです。


これを私は個別対応力と呼び、そしてこれが上手に精度高くできる人のことを【真の実力者】と呼んでいるワケです。

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もちろん前述したように、100%にはなりません。それでもそこを目指していく。中庸を目指していく。

そうやっていくことで、真の実力者になれるんです。


逆に言えば、世の中のほとんどの人は、ここを目指していません。

それどころか、マニュアルやテンプレに従って、誰にでも同じように接し、同じものを提供しようとします。


つまり「これが正解」と会社や誰かに提示されたものを鵜呑みにし、それをそのまま実行しているに過ぎない働き方・生き方をしている人が多いんですね。


一方で、中庸とは【その場で正解を導き出す力】のことです。


目の前の人の雰囲気、表情、口癖、服装、声のトーンなど様々なことを読み取って「今は何をするのが適切か?」を導き出すことです。

なので、正解やマニュアルの通りに動くとは真反対で、いつだって出たとこ勝負なんです。

このヒリヒリ感、常に本番感を味わい続けることで、どんどん個別対応力が磨かれ、真の実力が身に付いていくんです。

真の実力がないと、淘汰される時代の到来?

ちなみに、この個別対応力・中庸の感覚がない人は、これからどんどん仕事がなくなります。


1番分かりやすいのが、アパレルブランドの店員です。

今や、メルカリやZOZOTOWNやAmazonなどネット経由で洋服を買う人も多いと思いますが、この現象はまさに"使えない店員はいらない"というお客側からの痛烈なメッセージです。

「あぁ〜お似合いです〜!」「この服と相性がいいですよ」みたいな素人でも分かるようなことしか言えない、もしくはお客の太鼓持ちしかできない様な店員は、

正直言って、不要。

ということです。

「そんな奴と接しながら洋服を買うぐらいなら、ネットで買うわ。安いしわざわざ行かなくていいし」ってなってるんです。

これらの事実は、要するに【誰にでも同じ対応しかできないマニュアル人間、個別対応する実力のない人間は淘汰される】という証拠でもあるんです。

逆に、今後アパレル店員として活躍していきたいのなら、お客さんに適切なアドバイスができ、適切な値段とデザインの洋服を提供し、適切にコーディネートし、適切にコミュニケーションをとれるような人間にならないといけないってことです。


これは、全ての仕事でそうです。

塾講師も、コンサルタントも、FPも、料理人も、コーチも、プログラマーも、デザイナーも、真の実力を身に付けておかなければ、

いつの日か「あなたはいらないわ。ある程度のクオリティを一定で出してくれる機械、もしくは動画サービスとかに任せるわ」ってなってしまうんです((((;゚Д゚)))))))

つまり、これから色んなものがパラダイムシフトしていきますが、その1つが【人間らしい働き方をしない人の淘汰】です。

人間らしい働き方というのが、中庸、そして個別対応のことです。

だから私は、これだけ口酸っぱく手を替え品を替え、この話をしているんですよー!!

人間理解を深めよう

ここまで説明すれば、次の「人間理解を深めること」の重要性は、もう分かってもらえてるかと思います。

そう。中庸の感覚を持ち適切に対応するにも、個別対応するにも「人間理解」を深めておかなければ、どうしようもないんです。

例えばあなたが和食の料理人で、常連のお客様に個別対応して良いサービスをするなら、その人のことを深く知っておかないといけません。

  • どのくらいでお腹がいっぱいになるのか?
  • 何が好きで何が嫌いか?
  • どのくらいの焼き加減、どのくらいの味の濃さが好きか?
  • どのくらいのペースで食べるか?
  • どのくらいの熱さで出すか?
  • どのくらい話しかけても大丈夫か?

などなど、個別対応するためにアンテナを立てておくことは無数にあります。


しかも、これらをいちいち聞いて確認してたらウザイので、お客さんの食べる様子や表情、食の進み具合、何気ない会話などから【察して対応する】というスキルが必要になります。

つまり、個別対応力やコミュニケーション能力というのを突き詰めていくと《察する力》になるんです。


そして、我が国日本というのは、この察するという行為が圧倒的に得意な「察する文化」です。

そして、そうやって察しながら対応していくことを"オモテナシ"と言うんです。

もちろん、最初から察することはできないし、察したと思っても間違えていることが大半です。

もうここは、ぶつかり稽古です。

怪我をしながら、すりむきながら、痛い思いをしながら地肉化していきましょう。

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最後に言いたいことが1つ。

これが1番重要で、これからも私はあちこちで、耳にタコができるくらい、いや耳がそのままタコになるぐらい繰り返し言います。

それが【自分中心の世界から、パラダイムシフトしましょう】というご提案です。

誠に残念ながら、世の中の大半の人たちは、基本的にベクトルが自分に向いています。

  • 自分が恥をかかないように
  • 自分が得をするように
  • 自分の自尊心やチッポケなプライドが傷つかないように
  • 自分が楽できるように
  • 自分の承認欲求が満ちるように

みたいに

私は私は私は私は
自分は自分は自分は自分は


と、常に自分に意識を向け、常に自分フォーカスで、常に自分にスポットライトを当ててしまうのが人間です。

でも、このパラダイムからはそろそろ降りましょう。

少しずつでもいいので、他人や世界や場の空気に意識を向けたり、スポットライトを当てたりして、気配りをしましょう。循環を起こしましょう。


自分の「我」を減らしていきましょう。


そもそも、冷静に考えて見て下さい。

  • 中庸の感覚
  • 個別対応
  • 人間理解
  • コミュニケーション
  • おもてなし


これらが上手にできるようになるために、自分中心のパラダイムからは卒業し、他人に意識やエネルギーを向けないといけません。


そして、これらを磨かないと淘汰されていくということは、自分中心のパラダイムからは卒業せざるを得ないという事です(一部の人を除いて)

 
ただし、自己犠牲をしましょう、自分を蔑ろにしましょうと言ってるワケではないですからね。

自分も大切にしたうえで、ベクトルは他人に向けるんです。


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

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